「デビットカードとクレジットカードって何が違うの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。見た目はほぼ同じで、どちらもカード決済ができ、VISAやMastercardのマークもついています。
しかし実は、この2つのカードは支払いの仕組みが根本的に異なります。使い方を間違えると損をすることもあるため、違いをしっかり理解しておくことが大切です。
この記事では、デビットカードとクレジットカードの7つの違いを分かりやすく解説し、どちらが自分に合っているかの判断基準もお伝えしていきます。

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デビットカードとクレジットカードの7つの違い
違い1:支払いのタイミング
これが最も大きな違いです。
| カード | 支払いタイミング |
|---|---|
| デビットカード | 使った瞬間に銀行口座から引き落とし(即時払い) |
| クレジットカード | 後日まとめて引き落とし(後払い) |
デビットカードは現金と同じ感覚で使えます。口座にある分しか使えないため、使いすぎの心配がありません。一方、クレジットカードは「来月払えばいい」という仕組みのため便利ですが、使いすぎるリスクもあります。
違い2:審査の有無
| カード | 審査 |
|---|---|
| デビットカード | 審査なし(銀行口座があれば原則発行可能) |
| クレジットカード | 審査あり(収入や信用情報がチェックされる) |
デビットカードは「先に口座にあるお金を使う」だけのため、カード会社が損をするリスクがなく審査が不要です。学生やクレジットヒストリーがない方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
違い3:年齢制限
| カード | 年齢制限 |
|---|---|
| デビットカード | 15〜16歳以上(銀行による) |
| クレジットカード | 18歳以上(高校生不可) |
高校生でもデビットカードなら持つことができます。キャッシュレス決済を早くから始めたい方には、デビットカードが最初の入り口になるでしょう。

違い4:還元率
| カード | 還元率の目安 |
|---|---|
| デビットカード | 0.2〜1.0%程度 |
| クレジットカード | 0.5〜1.5%程度 |
還元率ではクレジットカードの方が有利です。デビットカードも最近は還元率が上がってきていますが、まだクレジットカードには及ばないのが現状です。
違い5:分割払い・リボ払い
| カード | 支払い方法 |
|---|---|
| デビットカード | 一括払いのみ |
| クレジットカード | 一括・分割・リボ・ボーナス払いなど選択可能 |
デビットカードは即時引き落としのため、分割払いはできません。高額商品を分割で購入したい場合はクレジットカードが必要です。ただし、リボ払いは手数料が高いため注意が必要です。
リボ払いは毎月の支払額が一定で便利に見えますが、手数料(年利15%前後)が高額になりやすい支払い方法です。利用する場合は手数料総額を必ず確認しましょう。
違い6:付帯保険
| カード | 保険内容 |
|---|---|
| デビットカード | ショッピング保険が付くものもあるが、旅行保険はほぼなし |
| クレジットカード | 旅行傷害保険・ショッピング保険が充実 |
旅行保険が必要な場合は、クレジットカード一択です。デビットカードには旅行保険がついていないことがほとんどです。
違い7:使えない場所
| カード | 利用制限 |
|---|---|
| デビットカード | ガソリンスタンド、高速道路、一部のホテル予約、月額サービスなどで使えないことがある |
| クレジットカード | ほぼすべての場所で利用可能 |
デビットカードは「即時に口座残高を確認する」仕組み上、オフライン決済(ガソリンスタンドのセルフ給油など)や、金額が確定しない取引では使えないことがあります。これは意外と見落としやすいポイントです。

デビットカードのメリット・デメリット
メリット
- 使いすぎを防げる(口座残高以上は使えない)
- クレジットカードのような与信審査がなく、口座を持っていれば申し込める
- 利用通知がリアルタイムで届く(家計管理がラク)
- 15〜16歳から持てる
- 口座残高の範囲内でしか使えないため、原則として借入(リボ払い・分割払い)にならない
ここで言う「審査がない」とは、クレジットカードのような支払い能力の審査(与信審査)がないという意味です。申し込める年齢や口座開設の条件は銀行ごとに決まっているため、誰でも無条件に発行できるわけではありません。発行できる年齢の下限や必要書類は、利用したい銀行の公式サイトで確認してください。
デメリット
- 還元率が低め
- 分割払いができない
- 旅行保険が付かない
- 一部の店舗・サービスで使えない
- クレジットヒストリーが積み上がらない
クレジットカードのメリット・デメリット
メリット
- 還元率が高い
- 分割払い・ボーナス払いなど支払い方法が豊富
- 旅行保険・ショッピング保険が充実
- クレジットヒストリーが積み上がる
- ほぼすべての場所で使える
- ETCカードが発行できる
デメリット
- 使いすぎのリスクがある
- 審査がある(通らない可能性も)
- 18歳以上でないと作れない
- リボ払いの罠にハマる可能性
- 年会費がかかるカードもある
結局どっちを選ぶべき?パターン別おすすめ
デビットカードがおすすめな方
- 使いすぎが心配な方、家計管理をしっかりしたい方
- クレジットカードの審査に通らない方
- 18歳未満でキャッシュレス決済を使いたい方
- 借金を絶対にしたくない方
クレジットカードがおすすめな方
- ポイントをしっかり貯めたい方
- 旅行によく行く方(保険目的)
- ネットショッピングを頻繁にする方
- 信用情報を構築したい方
- 高額商品を分割で買いたい方
両方持つのもおすすめ
実は、両方持つのも非常に有効な選択肢です。日常の買い物はデビットカードで使いすぎを防ぎつつ、旅行やネットショッピングはクレジットカードを使うという使い分けをしている方も多くいます。目的に応じて使い分けることで、それぞれのメリットを最大限に活かすことができます。
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おすすめのデビットカード3選
1. 楽天銀行デビットカード
還元率1.0%で、デビットカードとしてはトップクラスの水準です。楽天ポイントが貯まるため、楽天経済圏ユーザーには最適の1枚です。
2. Sony Bank WALLET(ソニー銀行)
海外利用時の為替手数料が安く、11通貨に対応しています。海外旅行で使うデビットカードとしては最もおすすめできるカードです。
3. 住信SBIネット銀行デビットカード
還元率0.8%でVisa/Mastercard対応です。スマプロランクに応じて還元率がアップする仕組みもあるため、メインバンクとして使えば還元率をさらに高められます。

まとめ:目的に合わせて使い分けよう
デビットカードとクレジットカードは、似ているようで根本的な仕組みが異なるカードです。
- デビットカード=「使いすぎ防止の安心カード」
- クレジットカード=「お得さと利便性の万能カード」
どちらが良い・悪いではなく、自分の性格や目的に合った方を選ぶのが正解です。使いすぎが心配ならデビットカード、ポイントや保険を重視するならクレジットカードが適しています。
迷う場合は、まずデビットカードでキャッシュレス決済に慣れてから、クレジットカードにステップアップするのもおすすめです。
キャッシュレス決済の基礎知識は一般社団法人日本クレジット協会のサイトが参考になります。デビットカードの仕組みについては全国銀行協会の解説ページもご覧ください。キャッシュレス決済全般の情報は金融庁のサイトも参考になります。
※この記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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