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プリペイドカードおすすめ比較|クレジット・デビットとの違いと選び方

クレジットカード比較

「クレジットカードは使いすぎが怖い」「審査に通る自信がない」「子どものおこづかいに使わせたい」。こうした理由でプリペイドカードを探し始める方が増えています。

ところが実際に比べようとすると、デビットカードとの違いがはっきりしなかったり、「残高は返金してもらえるのか」といった素朴な疑問に答えが見つからなかったりします。

この記事では、まず3つのカードが法律上どう違うのかを整理します。そのうえで、プリペイドカードを選ぶときに見るべき軸を示します。個々の商品の還元率をあおるのではなく、自分に合うタイプを見分けられるようになることを目的にしています。

ナビ助
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見た目はどれも同じカードだけど、中身のルールは全然違うんだペン!ここを押さえておくと、あとで「聞いてない」がなくなるよ!

プリペイド・デビット・クレジットは、根拠になる法律が違う

この3つは「支払いのタイミングが違うだけ」と説明されがちですが、実際にはよって立つ法律そのものが異なります。

種類 支払いのタイミング 主な法的位置づけ
プリペイドカード 前払い 資金決済に関する法律の「前払式支払手段」
デビットカード 即時払い 銀行口座からの即時引き落とし
クレジットカード 後払い 割賦販売法の「包括信用購入あつせん」など

プリペイドカードは「前払式支払手段」

資金決済に関する法律の第3条第1項は、前払式支払手段を「証票等に記載され、又は電磁的方法により記録される金額に応ずる対価を得て発行される証票等又は番号、記号その他の符号」であって、発行者やその指定する者から物品等を購入する際に「代価の弁済のために提示、交付、通知その他の方法により使用することができるもの」と定義しています。

やさしく言い直すと、先にお金を払ってその金額を記録しておき、あとで支払いに充てられるものということです。商品券やギフトカード、電子マネーもこの枠に入ります。

クレジットカードは割賦販売法の世界

一方、クレジットカードは割賦販売法が定める「包括信用購入あつせん」に該当する仕組みで運用されています。同法第2条第3項は、カード等を利用者に交付し、利用者がそのカードで買い物をしたときに販売業者へ代金相当額を交付するとともに、利用者からあらかじめ定められた時期までに受領すること、と定めています。

つまりクレジットカードは立て替えを伴う信用取引です。だから審査があり、支払能力の調査が法律で義務づけられています。プリペイドカードにその構造はありません。ここが根本的な違いです。

ポイント

法令の原文はe-Gov法令検索の資金決済に関する法律割賦販売法で確認できます。条文を直接読むと、解説記事の言い回しの正確さも判断できるようになります。

知っておきたい「払い戻しは原則できない」というルール

プリペイドカードでいちばん誤解が多いのがここです。チャージした残高は、原則として払い戻してもらえません。これは各社が意地悪をしているのではなく、法律にそう書かれています。

資金決済に関する法律の第20条第5項は、前払式支払手段発行者は「その発行する前払式支払手段について、保有者に払戻しをしてはならない」と定めています。ただし書きで、「払戻金額が少額である場合その他の前払式支払手段の発行の業務の健全な運営に支障が生ずるおそれがない場合として内閣府令で定める場合」は例外とされています。

また同条第1項では、発行者が発行業務の全部または一部を廃止した場合などには、保有者に残高を払い戻さなければならないと定められています。この場合は公告が行われ、保有者は60日を下らない一定の期間内に債権の申出をすることとされています。

注意

「使わなくなったから現金に戻したい」という理由での払い戻しは、法律上そもそも想定されていません。チャージする金額は使い切れる範囲にとどめるのが基本の使い方です。

発行会社が破綻したときの備え

同じ法律の第14条は、発行保証金の供託について定めています。前払式支払手段発行者は、基準日の未使用残高が政令で定める額を超えるとき、その未使用残高の2分の1以上に相当する額の発行保証金を供託所に供託しなければならない、という内容です。

つまり、未使用残高の全額ではなく2分の1以上が保全の対象という設計です。仕組みとしての備えはありますが、全額が必ず戻る制度ではない、という理解が正確です。

ナビ助
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高額チャージして放置するのが一番もったいないパターンだペン!プリペイドは「使う分だけ入れる」が鉄則だよ!

プリペイドカードを比べる5つの軸

軸1:ネット専用か、実店舗でも使えるか

同じプリペイドでも、使える場所の設計が違います。たとえばライフカードのVプリカは公式サイトで「アカウント登録したその日からインターネット上のVisa加盟店で使える」と説明されており、実店舗での利用にはリアルカードの発行が必要と注記されています。

Kyashは公式サイトで、無料会員登録でネットの支払いに使える「Kyash Card Virtual」が発行でき、カードを発行することで街のお店でも使えると説明しています。ネットだけで足りるのか、レジでも出したいのかを先に決めてください。

軸2:チャージの方法

チャージ手段は商品によってかなり差があります。Vプリカの公式サイトでは、コンビニ端末から、クレジットカードから、銀行口座から、ギフトコードから、そして後払いでのチャージが挙げられています。Kyashは銀行口座やコンビニ、ネットバンキングからの入金が案内されています。

現金しか使いたくないのか、クレジットカードからチャージしたいのかで、選べる商品が絞られます。

軸3:タッチ決済とスマホ決済への対応

Visaの公式サイトは、タッチ決済について「あなたのVisaカード(クレジット/デビット/プリペイド)にタッチ決済のマークがついていたら、タッチするだけであっという間にお支払い完了」と説明しています。プリペイドでもタッチ決済に対応するものがある、ということです。

Kyashは公式サイトで「Visaで」タッチ決済が可能であること、Apple Pay/Google Pay/Samsung Payへの登録に対応していることを案内しています。Vプリカの公式サイトにもGoogle Payへの対応が記載されています。詳しい使い方はクレジットカードのタッチ決済の設定と使い方|ブランド別の名称と上限額も解説をご覧ください。

軸4:審査の有無と年齢条件

Vプリカの公式サイトのよくあるご質問には「審査はありますか?」に対して「審査不要です」と記載されています。Kyashも公式サイトで「審査・書類不要」と案内しています。クレジットカードのような支払能力の調査を経ずに持てるのがプリペイドの特徴です。

Vプリカの公式サイトには、未成年でも親の同意があればサブスク利用に使えるカードを作れる旨と、本人確認が必要である旨の記載もあります。年齢条件は商品ごとに異なるため、申し込み前に各社の案内を確認してください。

軸5:使えない場面があること

プリペイドカードは、決済の性質上、対応していない場面があります。Kyashの公式サイトには「ガソリンスタンドなど一部の加盟店を除く」という注記があります。

また、PayPayの公式ヘルプには、登録できないカードの例として「プリペイドカードや海外発行のクレジットカードを登録しようとしている」が挙げられています。他社サービスへの登録用としては使えないことがあると考えておいてください。

注意

本記事では、各プリペイドカードの還元率やポイント付与条件については記載していません。記事執筆時点で公式サイトから具体的な数値を確認できなかったためです。数値が必要な方は各社の公式サイトで直接ご確認ください。

タイプ別のおすすめの考え方

こんな人 向いている方向性
ネットの買い物にだけ使いたい ネット専用でも発行が早いバーチャル型
レジでも出したい リアルカードを発行できてタッチ決済に対応するもの
使いすぎを止めたい チャージ上限を自分で決められるもの
子どものおこづかい管理に使いたい 年齢条件を満たし、履歴が親から見えるもの
クレジットカードを検討中 まずクレジットカードの仕組みを理解してから決める

デビットカードとクレジットカードの比較はデビットカードとクレジットカードの違いは?メリデメ比較でどっちが得か解説で、カードの種類全体の整理はクレジットカードの種類とブランドの違いを解説!初心者でもわかるカード選びの基本で扱っています。

ナビ助
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「とりあえず有名なやつ」で選ぶと使いどころが合わないことがあるペン!使う場所から逆算するのが近道だよ!

よくある質問

Q1. プリペイドカードの残高は返金してもらえますか?

資金決済に関する法律の第20条第5項は、発行者が保有者に払戻しをしてはならないと定めています。ただし払戻金額が少額である場合など、内閣府令で定める場合は例外とされています。原則として払い戻しはできないと考えてください。

Q2. 発行会社が倒産したら残高はどうなりますか?

同法第14条により、基準日未使用残高が政令で定める額を超える発行者は、その2分の1以上に相当する額の発行保証金を供託する義務を負います。また第20条第1項には、発行業務を廃止した場合などに払い戻しを行う旨が定められています。ただし全額が保全される制度ではありません。

Q3. プリペイドカードに審査はありますか?

Vプリカの公式サイトには「審査不要です」、Kyashの公式サイトには「審査・書類不要」と記載されています。ただし本人確認が求められる場面はあります。

Q4. プリペイドカードでタッチ決済は使えますか?

Visaの公式サイトは、タッチ決済のマークが付いたVisaカード(クレジット/デビット/プリペイド)で利用できると説明しています。カード面のマークの有無で判断してください。

Q5. PayPayなどのアプリに登録できますか?

PayPayの公式ヘルプには、プリペイドカードは登録できない場合があると記載されています。サービスごとに扱いが異なるため、登録先の案内を確認してください。

Q6. クレジットカードの代わりになりますか?

支払いの手段としては近い使い方ができますが、法律上の位置づけが異なります。分割払いやリボ払い、キャッシングといった信用取引の機能はありません。

まとめ

プリペイドカードは資金決済に関する法律の前払式支払手段であり、クレジットカードとは根拠となる法律が違います。この差が、審査の有無、払い戻しの可否、破綻時の扱いといった実務上の違いを生んでいます。

選ぶときは、使う場所(ネットか実店舗か)、チャージ方法、タッチ決済への対応、年齢条件、使えない場面の5つで絞り込むのが確実です。還元率よりも「自分が使う場面で使えるか」を先に確認してください。

個別の条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。Vプリカ公式サイトKyash公式サイト、タッチ決済の基本はVisaのタッチ決済の公式ページが出発点になります。

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