同じ買い物をしても、ポイントの貯め方を知っているかどうかで、もらえるポイントが2倍、3倍変わることをご存知でしょうか。
その秘密が「ポイントの二重取り(多重取り)」です。クレジットカード、電子マネー、ポイントカードを上手に組み合わせることで、1回の支払いで複数のポイントを同時に貯められます。特別なテクニックは必要なく、仕組みを一度理解すれば誰でも実践できるのです。
この記事では、ポイント二重取りの基本的なやり方と、店舗別のおすすめ組み合わせを紹介していきます。年間で数万ポイントの差が出ることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

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ポイント二重取りの基本的な仕組み
なぜ二重取りができるのか
ポイント二重取りは、「ポイントが付与される仕組みが異なる」ものを組み合わせることで成立します。たとえば以下の3つはそれぞれ発生タイミングが違うため、組み合わせても問題ありません。
- クレジットカードのポイント:カードで支払うことで付与される
- ポイントカードのポイント:カードを提示することで付与される
- 電子マネーへのチャージポイント:チャージすることで付与される
お店側も想定している仕組みなので、遠慮なく活用して大丈夫です。
二重取りの基本パターン
パターン1:ポイントカード提示 + クレジットカード払い
最もシンプルな二重取りです。レジでポイントカードを見せてから、クレジットカードで支払うだけ。これで「提示ポイント」と「決済ポイント」の両方が貯まります。
パターン2:クレジットカードで電子マネーにチャージ + 電子マネーで支払い
クレカのチャージポイント+電子マネーの利用ポイントで二重取りが成立します。ただし、チャージでポイントが付かないカードも増えているため、対応状況の確認が必要です。
パターン3:ポイントカード提示 + クレカチャージした電子マネーで支払い
上の2パターンを組み合わせた三重取りです。提示ポイント+チャージポイント+電子マネー利用ポイントで、1回の買い物で3種類のポイントが貯まります。

おすすめの二重取り・三重取りの組み合わせ
組み合わせ1:楽天カード × 楽天ペイ × ポイントカード
合計還元率:1.5%〜
楽天カードから楽天キャッシュにチャージして、楽天ペイで支払う方法です。楽天カードのチャージポイント(0.5%)+楽天ペイの利用ポイント(1%)で合計1.5%の還元が得られます。
さらにdポイントカードやPontaカードに対応しているお店であれば、提示ポイントも加算されてさらにお得になります。
組み合わせ2:三井住友カード(NL) × Vポイント
合計還元率:最大7%
対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を使えば最大7%還元という破格の還元率です。Vポイントカードの提示ポイント(対応店舗の場合)を加えればさらにお得になります。
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンでの買い物が多い方は、このカードだけで年間かなりのポイントが貯まります。
組み合わせ3:dカード × d払い × dポイントカード
合計還元率:1.5%〜
d払いの支払い方法にdカードを設定することで、d払いのポイント(0.5%)+dカードの決済ポイント(1%)=合計1.5%の還元が実現します。dポイントカード対応店舗であれば、カード提示でさらに+0.5〜1%が上乗せされます。
ドコモユーザー以外でも利用できるため、dポイントを貯めている方にはおすすめの組み合わせです。
組み合わせ4:JCBカードW × QUICPay × ポイントカード
合計還元率:1%〜
JCBカードWをApple PayやGoogle PayのQUICPayとして登録し、タッチ決済で支払う方法です。基本還元率1%に加え、Amazon、スタバ、セブンなどのパートナー店ではさらにポイントがアップします。
ポイントカード対応店舗であれば提示ポイントも加算され、Oki Dokiポイントは交換先も豊富なため使い勝手が良い組み合わせです。
組み合わせ5:リクルートカード × モバイルSuica
合計還元率:1.2%〜
リクルートカードからモバイルSuicaにチャージすると1.2%のポイントが付与されます(月3万円まで)。Suica利用時のJREポイント(0.5%〜)と合わせて二重取りが可能です。
電車通勤でSuicaを毎日使う方であれば、通勤するだけでポイントが二重に貯まるお得な組み合わせになります。
お店別・最強の二重取りテクニック
コンビニ
セブン-イレブン:三井住友カード(NL)のスマホタッチ決済で最大7%+nanacoポイント or dポイントカード提示。コンビニ利用にはタッチ決済との相性が抜群です。
ファミリーマート:三井住友カード(NL)のスマホタッチ決済で最大7%+dポイントカード or 楽天ポイントカード提示。タッチ決済で高還元が狙えます。
ローソン:三井住友カード(NL)のスマホタッチ決済で最大7%+Pontaカード or dポイントカード提示。Pontaカードとの二重取りが王道の組み合わせです。
ドラッグストア
マツモトキヨシ:dカード支払いで3%+マツキヨポイントカード提示で1%=合計4%。dカードとマツキヨの相性は最強クラスと言えるでしょう。
ウエルシア:Tポイントカード提示+クレジットカード払い。毎月20日の「ウエル活」ではTポイントを1.5倍の価値で使えることでも知られています。

スーパー
イオン系列:イオンカード(WAON一体型)でWAON支払い。毎月20日・30日のお客さま感謝デーで5%OFF+WAONポイントが貯まります。イオン系列をよく利用する方には必携の1枚です。
ネットショッピング
楽天市場:楽天カード+SPU各種条件達成+お買い物マラソン+5と0のつく日。これらを組み合わせるとポイント還元率10%超えも狙えます。お買い物マラソン期間はポイント多重取りの最高の舞台です。
Amazon:JCBカードW(還元率2%)+ポイントモール経由でさらにポイントが追加されます。プライムデーやブラックフライデーのセールと組み合わせると非常にお得です。
ポイント二重取りの注意点
- チャージポイントがつかないカードが増えている:以前は付与されていたのに廃止されたケースもあるため、最新情報を確認してから実行しましょう
- 改悪リスクがある:ポイント制度は頻繁に変更されるため、定期的に最新情報をチェックする習慣をつけることが大切です
- 管理が煩雑になりがち:カードやアプリを増やしすぎるとストレスになるため、自分が無理なく続けられる範囲で実践しましょう
- 少額ポイントに振り回されない:数円のポイントのために遠回りして別の店に行くのは本末転倒です
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初心者におすすめの始め方
ステップ1:まず1つの二重取りから始める
いきなり三重取りや四重取りを目指す必要はありません。まずは「ポイントカード提示+クレカ払い」という基本的な二重取りから実践してみてください。
ステップ2:よく行くお店の対応ポイントを把握する
自分がよく行くスーパー、コンビニ、ドラッグストアが何のポイントカードに対応しているかを確認しましょう。dポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、Tポイントのいずれかに対応していることがほとんどです。
ステップ3:ポイントカードアプリをインストールする
物理カードを何枚も持ち歩くのは面倒です。dポイントアプリ、楽天ポイントカードアプリ、Pontaアプリなど、スマホにポイントカードアプリを入れておけば画面を見せるだけで提示が完了します。
ステップ4:慣れてきたら電子マネーとの組み合わせに挑戦する
二重取りに慣れてきたら、クレカ→電子マネーチャージ→電子マネー払いの三重取りにもチャレンジしてみてください。最初は複雑に感じるかもしれませんが、一度仕組みを作れば後は自動でポイントが貯まっていきます。

年間でどれくらいお得になる?シミュレーション
月の支出が15万円(食費5万円、日用品2万円、その他8万円)の場合で比較してみましょう。
二重取りなしの場合
還元率1%のカードで全額支払い → 月1,500ポイント → 年間18,000ポイント
二重取りありの場合
| 利用先 | 月額 | 還元方法 | 月間ポイント |
|---|---|---|---|
| コンビニ | 1万円 | 三井住友NLタッチ決済7% | 700pt |
| ドラッグストア | 1万円 | dカード特約店3%+ポイントカード1% | 400pt |
| ネット通販 | 3万円 | 楽天カード+SPUで3% | 900pt |
| その他 | 10万円 | 還元率1%カード | 1,000pt |
合計:月3,000ポイント → 年間36,000ポイント
二重取りなしと比べて年間18,000ポイントの差が生まれます。同じ買い物をしているのに、やり方を変えるだけでちょっとした旅行や家電が買える金額分のポイントが追加で手に入るのです。
まとめ
ポイント二重取りは、一度仕組みを作ってしまえばあとは普段の買い物をするだけで自動的にポイントが増えていく仕組みです。
- 基本はポイントカード提示+クレカ払いの二重取り
- コンビニは三井住友カード(NL)のタッチ決済で最大7%
- 楽天経済圏なら楽天カード×楽天ペイで1.5%以上
- ドラッグストアはdカード特約店での二重取りが強力
- 年間で数万ポイントの差が出るため、やらないのは損
まずは自分がよく使うお店での二重取りから始めてみてください。小さな積み重ねが、年間で大きな差になって返ってきます。
ポイント制度の最新情報は各サービスの公式サイトを確認してください。ポイントの一元管理にはマネーフォワードが便利です。各ポイント経済圏の比較情報はYahoo!ファイナンスのカード情報、クレジットカードの安全利用については日本クレジット協会も参考になります。
※この記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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