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クレジットカードのポイントをPontaポイントに移行する方法|dポイント・au PAYとの違いも整理

カードの基礎知識

カード会社のポイント交換一覧を開くと、Pontaポイントが2つ並んでいることがあります。「Pontaポイント」と「Pontaポイント(au)」。さらにその隣にはdポイントもあり、どれを選べばいいのか迷った経験のある方は多いはずです。

この3つはそれぞれ別のプログラムで、選ぶメニューを間違えると受け取り先が変わってしまいます。しかもPontaポイントは、移行先としてのレートが他の交換先より有利に設定されているケースがあり、知っているかどうかで差がつきます。

この記事では、PontaWebと各カード会社の公式サイトに記載された内容をもとに、Pontaポイントへの移行レートと、dポイント・au PAYとの関係を整理します。数値はすべて記事執筆時点のものです。

ナビ助
ナビ助
Pontaとdポイントとau PAYは、名前が近いだけで中身は別物なんだ。ここを整理するところから始めよう。

Ponta・dポイント・au PAYはそれぞれ別のもの

まず全体像を整理します。混同されやすいのは、この3つが役割の異なるサービスだからです。

名称 種類 位置づけ
Pontaポイント 共通ポイント 提携店で貯まる・使えるポイント。PontaWebで残高確認や他社ポイントとの交換ができる
dポイント 共通ポイント dポイントクラブが提供するポイント。Pontaとは別のプログラム
au PAY 決済サービス ポイントプログラムそのものではなく支払いの仕組み。カード会社の交換メニューでは「Pontaポイント(au)」という区分が用意されている

ポイントとしての実体があるのはPontaポイントとdポイントの2つで、au PAYは決済側のサービスという整理になります。カード会社の交換一覧に「Pontaポイント(au)」という項目があるのは、受け取り口の違いを分けているためです。

交換メニューに「Ponta」が2つ並ぶ理由

実際に各社の公式サイトを見ると、Pontaが2種類に分かれているのが確認できます。記事執筆時点の掲載内容です。

カード会社 メニュー名 公式サイトに記載された条件
三菱UFJニコス Pontaポイント Ponta会員限定
三菱UFJニコス Pontaポイント(au) Pontaポイント(au)会員限定。ポイント移行には携帯電話番号が必要
オリコ Pontaポイントへのポイント移行 オリコポイント交換一覧に個別ページあり
オリコ Pontaポイント(au)へのポイント移行 オリコポイント交換一覧に個別ページあり
クレディセゾン 【PontaWeb会員限定】Ponta900ポイント 永久不滅ポイント200ポイントで交換
クレディセゾン Ponta(au)450ポイント 永久不滅ポイント100ポイントで交換。2口以上から受付

3社とも同じように分かれています。どちらを選ぶかは、自分のPonta会員としての登録がどちら側にあるかで決まります。三菱UFJニコスの公式サイトでは、Pontaポイントは「Ponta会員限定」、Pontaポイント(au)は「Pontaポイント(au)会員限定」と条件が書き分けられています。手続き前に、自分がどちらに該当するかを確認してください。

注意

三菱UFJニコスの公式サイトには、Pontaポイント(au)への移行には携帯電話番号が必要と記載されています。また同社は同一名義人以外への移行は受け付けかねる旨も案内しています。移行先の会員情報と、カードの名義が揃っているか確認してください。

ナビ助
ナビ助
受け取り口を間違えると手続きが通らないんだ。ここだけは先に確認しておこう。

カード会社別のPonta移行レート

PontaWebのポイント交換ページには、他社ポイントからPontaポイントへの交換レートが一覧で掲載されています。クレジットカード関連の主なものを記事執筆時点の記載どおりに抜き出します。

移行元 Pontaポイントへのレート
セゾンカード「永久不滅ポイント」 1ポイント→4.5ポイント
グローバルポイント(三菱UFJニコス) 1ポイント→4ポイント
三菱UFJポイント 1ポイント→4ポイント
DCハッピープレゼントポイント 1ポイント→4ポイント
わいわいプレゼント・NICOSゴールドポイントプログラム 1ポイント→4ポイント
リクルートポイント 1ポイント→1ポイント
ラブリィポイント(ジャックス) 1ポイント→1ポイント
プラスポイント(出光) 1ポイント→1ポイント
オリコポイント 1.2ポイント→1ポイント
Gポイント 1ポイント→1ポイント
ドットマネー 1ポイント→1ポイント

ここでも1ポイントあたりの数字だけを見ると判断を誤ります。永久不滅ポイントの4.5倍が大きく見えますが、永久不滅ポイントは1,000円の利用で1ポイントしか貯まりません。レートの数字は、貯まるスピードとセットで見る必要があります

1万円の利用でPontaポイントが何ポイントになるか

そこで、各社の公式サイトに記載された獲得レートと組み合わせて揃えてみます。

ポイント 基本の貯まり方 1万円で貯まる Ponta換算
オリコポイント 100円につき1ポイント 100ポイント 約83ポイント
永久不滅ポイント 1,000円につき1ポイント 10ポイント 45ポイント
グローバルポイント 1,000円ごとに1ポイント 10ポイント 40ポイント

並びが入れ替わりました。この揃え方についてはクレジットカードのポイント交換レートを比較した記事で詳しく解説しています。なお、この表は基本の獲得レートだけで計算していますので、特約店や優待サイト経由の上乗せがあれば結果は変わります。

数字が合っているか確かめる

公式サイトの数字は、複数の出典で突き合わせると信頼度が上がります。永久不滅ポイントの例で確認してみます。

PontaWebの交換ページには、永久不滅ポイント1ポイントが4.5ポイントと記載されています。一方でクレディセゾンの交換サイト「STOREE SAISON」には、永久不滅ポイント200ポイントで「【PontaWeb会員限定】Ponta900ポイント」と掲載されています。200ポイント×4.5=900ポイントで、両者の数字はきれいに一致します。

ナビ助
ナビ助
別々の公式サイトの数字がぴったり合うと安心できるよね。レートを調べるときは、2か所で突き合わせるのがおすすめだよ。

Pontaは移行先として条件が良いことがある

三菱UFJニコスのグローバルポイントを例にすると、移行先ごとのレート差がはっきり見えます。公式サイトの記載は次のとおりです。

移行先 交換レート 単位 手続き期間
Pontaポイント 200ポイント→800ポイント 200ポイント以上100ポイント単位 約4営業日後
Pontaポイント(au) 200ポイント→800ポイント 200ポイント以上100ポイント単位 約4営業日後
dポイント 200ポイント→800ポイント 200ポイント以上100ポイント単位 約4営業日後
楽天ポイント 200ポイント→600ポイント 200ポイント以上100ポイント単位 約3営業日後
nanacoポイント 200ポイント→600ポイント 200ポイント以上100ポイント単位 約3営業日後
ビックポイント 500ポイント→2,500ポイント 500ポイント以上100ポイント単位 約2〜4週間

Pontaポイントとdポイントはグローバルポイント1ポイントが4ポイントになるのに対し、楽天ポイントとnanacoポイントは3ポイントです。Pontaポイントを選ぶと、楽天ポイントを選んだ場合より約33パーセント多く受け取れる計算になります。

普段から楽天ポイントを使っている方でも、Pontaポイントも使える生活圏なら、移行先をPontaに変えるだけで受け取り量が増えます。楽天ポイントへの移行で気をつけたい点は楽天ポイントへの移行方法をまとめた記事で詳しく扱っています。

PontaポイントとJALマイルは行きと帰りでレートが違う

PontaポイントはJALマイルとの行き来ができますが、方向によってレートが変わります。PontaWebの公式ページの記載は次のとおりです。

方向 条件 交換レート
Pontaポイント → JALマイル 条件の区分なし 1ポイント=0.5マイル
JALマイル → Pontaポイント 3,000マイル以上10,000マイル未満 1マイル=0.5ポイント
JALマイル → Pontaポイント 10,000マイル以上 1マイル=1ポイント

まず、JALマイルからPontaポイントへ戻す場合、10,000マイル以上まとめて交換するかどうかでレートが2倍変わります。5,000マイルなら2,500ポイントですが、10,000マイルなら10,000ポイントです。少しずつ交換すると半分の価値になってしまいます。

そしてもう一点。PontaポイントからJALマイルへは2ポイントで1マイルなのに、10,000マイル以上ならJALマイルからPontaポイントへは1マイルが1ポイントで戻ります。20,000ポイントをマイルにして戻すと10,000ポイントになるため、往復させる使い方は避けてください。JALマイルへの移行全般はJALマイルへの移行方法をまとめた記事で解説しています。

ナビ助
ナビ助
往復させると減っちゃうのはPontaもJALも同じ。ポイントは片道で使い切るのが基本だよ。

リクルートポイントとPontaの関係

リクルートID・ポイントの公式サイトには、リクルートポイントからPontaポイントへの交換レートが1対1、リクルートポイントからdポイントへの交換レートも1対1と掲載されています。同じページには、交換にはリクルートIDと交換先のポイントのポイント連携が必要という注意も記載されています。

リクルートポイントは、Pontaとdポイントのどちらにもレート1対1で出せるという位置づけです。どちらを使うかは、自分の生活圏で使いやすいほうを選べばよいということになります。

よくある質問

Q1. 「Pontaポイント」と「Pontaポイント(au)」はどちらを選べばいいですか?

自分がどちらの会員として登録されているかで決まります。三菱UFJニコスの公式サイトでは、前者が「Ponta会員限定」、後者が「Pontaポイント(au)会員限定」と条件が書き分けられています。また後者には携帯電話番号が必要と記載されています。手続き画面で確認してから選んでください。

Q2. dポイントとPontaポイントは合算できますか?

別のプログラムですので、直接まとめる仕組みは公式サイトに案内されていません。ただしリクルートポイントのように、Pontaとdポイントのどちらにも1対1で交換できるポイントは存在します。カード会社側でどちらか一方に寄せるのが現実的な方法になります。

Q3. 移行にはどのくらい時間がかかりますか?

三菱UFJニコスの公式サイトには、Pontaポイント・Pontaポイント(au)・dポイントいずれも約4営業日後と記載されています。営業日とは土日祝日、年末年始等を除いた平日を指し、処理の都合上その期間どおりに移行できない場合があるとも案内されています。

Q4. 最低いくらから移行できますか?

移行元によって異なります。三菱UFJニコスは200ポイント以上100ポイント単位、クレディセゾンはPontaWeb会員限定のメニューが永久不滅ポイント200ポイント、Ponta(au)のメニューが100ポイントで2口以上から受付と公式サイトに記載されています。

Q5. 移行したPontaポイントを元に戻せますか?

戻せません。カード会社のポイントからPontaポイントへの移行は片道の手続きです。またPontaポイントからJALマイルへ移した後も、前述のとおり戻すときのレートが不利になる区分があります。移行は必要な分だけにとどめてください。

Q6. Pontaポイントの移行に手数料はかかりますか?

各社の公式サイトには、Pontaポイントへの移行について手数料の記載は見当たりませんでした。ただしオリコはANAマイルへの移行について「参加登録費・移行手数料無料」と明示しているように、記載の有無は会社によって異なります。手続き画面で費用の表示を確認してから進めてください。

まとめ

Pontaポイントへの移行では、まず「Pontaポイント」と「Pontaポイント(au)」のどちらが自分の受け取り口かを確認することが出発点になります。ここを間違えると手続きが通りません。

そのうえでレートを見ると、三菱UFJニコスのグローバルポイントのように、Pontaポイントが楽天ポイントより約33パーセント有利に設定されているケースがあります。使う場所が確保できるなら、移行先をPontaに変えるだけで受け取り量が増えます。

JALマイルとの行き来については、10,000マイル以上でまとめると戻すときのレートが2倍になること、往復させると目減りすることを覚えておいてください。他の交換先と横並びで比べたい方はポイント交換レートを単位を揃えて比較した記事をご覧ください。

本文の数値は記事執筆時点の各社公式サイトの記載です。条件は改定されますので、手続き前にPontaWebのポイント交換ページリクルートID・ポイントの交換レートページ三菱UFJニコスのポイント移行ページSTOREE SAISONの他社ポイント交換一覧で最新の内容をご確認ください。

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