「使っていないクレジットカードを整理したいけど、どう解約すればいいの?」「解約したら信用情報に影響するのでは?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、カードの解約自体は信用情報にマイナスの影響を与えません。ただし、ポイントの失効や自動引き落としの停止など、解約前に確認しておかないと損をするポイントがいくつかあります。
この記事では、クレジットカードの正しい解約方法から、解約前に必ずチェックすべき7つの項目、カード会社別の手続き方法まで詳しくまとめました。使わないカードを整理してスッキリさせたい方は、ぜひ参考にしてください。

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クレジットカードの解約手順
ステップ1:解約前の確認事項をチェック
解約の手続きをする前に、以下の項目を必ず確認しましょう。
- 未払いの利用残高がないか
- ポイントが残っていないか
- 公共料金やサブスクの支払い先になっていないか
- ETCカードや家族カードが紐づいていないか
- 年会費の引き落としタイミング
特に公共料金やサブスクの支払い先の変更を忘れると、解約後に支払いが滞って延滞扱いになる危険があります。最優先で確認してください。
ステップ2:カード会社に連絡する
ほとんどのカード会社では、電話で解約手続きを行います。カード裏面に記載されているカスタマーサービスの電話番号に連絡しましょう。
電話で伝えること:
- カードを解約したい旨
- カード番号(手元にカードを用意)
- 本人確認情報(生年月日、登録電話番号など)
最近はアプリやWebサイトからオンラインで解約手続きができるカード会社も増えています。三井住友カードやJCBカードなどはオンライン解約に対応しています。
ステップ3:カードを処分する
解約手続きが完了したら、カードを安全に処分しましょう。ハサミでICチップと磁気ストライプ部分を切断し、カード番号が読み取れないように細かく切ってから捨てるのが安全です。
タッチ決済対応のカードは、ICチップだけでなくアンテナ部分もしっかり切断しておいてください。
ステップ4:解約完了の確認
解約手続きから1〜2週間後に、カード会社のアプリやWebサイトにログインできなくなっていれば解約完了です。不安な場合は、電話で確認しても問題ありません。

解約前に必ず確認すべき7つのこと
1. ポイントの残高と有効期限
解約するとポイントは基本的にすべて失効します。残っているポイントは解約前に必ず使い切りましょう。数千ポイント残ったまま解約してしまう方は意外と多いです。
「あと少しで交換できるのに…」という中途半端な残高の場合は、もう少し使ってからポイントを消化した方がお得です。
2. 公共料金・サブスクの支払い先変更
これが最も重要な確認事項です。解約するカードで以下のような支払いをしていないか確認しましょう。
- 電気・ガス・水道料金
- スマホ代、インターネット回線
- NetflixやSpotifyなどのサブスク
- 保険料の月払い
- ジムの月会費
- Amazon Prime、Apple Musicなどの定額サービス
解約前にすべて別のカードか口座振替に変更しておきましょう。変更を忘れるとサービスが停止したり、延滞扱いになるリスクがあります。
3. ETCカードと家族カード
本カードを解約すると、紐づいているETCカードと家族カードも自動的に解約になります。ETCカードが使えなくなると高速道路の通行に支障が出るため、事前に別のETCカードを用意しておきましょう。
4. 年会費の引き落としタイミング
年会費は更新月に引き落とされます。更新月の直前に解約すれば、次年度の年会費を払わずに済みます。逆に、年会費を払った直後に解約すると、ほぼ1年分の年会費を無駄にすることになるため、タイミングには注意してください。
5. 付帯保険の有効性
旅行保険やショッピング保険が付帯しているカードを解約すると、その保険も無効になります。旅行の予定がある場合は、旅行が終わってから解約した方が安心です。
6. 未払い残高の確認
リボ払いや分割払いの残高がある場合は、解約時に一括請求されることがあります。残高がある状態で解約すると、引き落とし日に全額が請求されるため、家計への影響を考慮しておきましょう。
7. 入会特典の条件
入会キャンペーンで「半年以内に解約した場合は特典を返還」といった条件がついている場合があります。入会直後の解約は特典の取り消し対象になることもあるため、入会から最低1年は使ってから解約するのが無難です。
解約が信用情報に与える影響
解約自体はマイナスにならない
カードを解約すること自体は、信用情報にマイナスの影響を与えません。「解約した」という事実は記録されますが、「信用できない」という評価にはなりませんのでご安心ください。
ただし注意が必要なケース
短期間で作って解約を繰り返す場合
入会キャンペーン目当てでカードを作っては短期間で解約するのを繰り返すと、カード会社の社内リストに記録される可能性があります。同じカード会社では二度と審査が通らなくなることもあるため注意が必要です。
カード枚数が激減する場合
5枚持っていたカードを一気に全部解約して0枚にすると、新規でカードを作る際に疑問を持たれることがあります。最低1枚はメインカードを残しておきましょう。
長く持っていたカードを解約する場合
10年以上使っていたカードを解約すると、クレヒス(クレジットヒストリー)の「歴史の長さ」がなくなります。クレヒスは長い方が信用力が高く評価されるため、古いカードは年会費無料であれば持ち続けた方がよいかもしれません。

カード会社別の解約方法
| カード会社 | 解約方法 | 備考 |
|---|---|---|
| 三井住友カード | Vpassアプリ or 電話 | オンライン解約対応。自動音声ガイダンスあり |
| JCBカード | MyJCB or 電話 | オンライン解約対応。比較的スムーズ |
| 楽天カード | 電話のみ | 楽天e-NAVIからは解約不可。自動音声24時間対応 |
| アメリカン・エキスプレス | 電話のみ | 専任オペレーター対応。引き止めの可能性あり |
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解約を引き止められた時の対処法
カード会社に解約を伝えると、引き止められることがあります。よくある引き止めパターンと対処法を紹介します。
年会費免除の提案
ゴールドカードを解約しようとすると、「来年の年会費を無料にします」と言われることがあります。本当に使う予定がないなら断れば問題ありませんが、もう1年無料で使えるのであれば持っておくのも選択肢の一つです。
ダウングレードの提案
ゴールドカードを一般カードにダウングレードする選択肢も提案されることがあります。年会費がかからなくなり、ポイントやクレヒスを維持できるメリットがあるため、検討の価値はあるでしょう。
引き止めを断るのが苦手な方は、「検討します」と伝えて一旦電話を切り、改めて連絡し直す方法もあります。2回目は引き止めが少ないことが多いです。
解約すべきカード、残すべきカード
解約を検討すべきカード
- 年会費がかかるのに特典を使っていないカード
- 還元率が低くて別のカードで代替できるカード
- 入会キャンペーン後、まったく使っていないカード
- ポイントの有効期限が切れて失効を繰り返しているカード
残しておいた方がいいカード
- 年会費無料で保有コストがゼロのカード
- 長年使っていてクレヒスが積み上がっているカード
- 海外旅行保険が自動付帯のカード(持っているだけで保険が有効)
- 招待制のゴールドカード(再入会が難しい場合がある)

まとめ
クレジットカードの解約で損しないためのポイントをまとめます。
- 解約前にポイント消化と支払い先変更を忘れずに
- 年会費の引き落とし前に解約するとお得
- 解約自体は信用情報にマイナスにならない
- 古いカード・年会費無料カードは残しておいた方がいい場合も
- 解約の代わりにダウングレードという選択肢もある
使わないカードを整理してスッキリさせつつ、必要なカードはしっかり残す。メリハリのあるカード管理を心がけましょう。
クレジットカードの解約やトラブルについて困った際は日本クレジット協会の消費者向けページが参考になります。不正利用の被害に遭った場合は警察庁のサイバー犯罪相談窓口に相談してください。カード利用の明細管理にはマネーフォワードが便利です。
※この記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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