クレジットカードを作る時に必ずぶつかるのが「VisaとMastercard、どっちにする?」という問題です。
結論から言うと、日本国内で使う分にはどちらを選んでもほぼ困りません。どちらも世界中で使える加盟店は約1億店舗以上あり、日常的な利用で「使えなかった」という場面に遭遇することはまずありません。
ただし「ほぼ」であって「100%」ではないのが悩ましいところです。この記事では、VisaとMastercardの違いを7つの観点から徹底比較して、あなたにベストな1枚がどちらなのかを一緒に考えていきましょう。

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Visa vs Mastercard 基本データ比較
| 比較項目 | Visa | Mastercard |
|---|---|---|
| 世界シェア | 約40%(トップ) | 約25%(2位) |
| 加盟店数 | 約1億店舗以上 | 約1億店舗以上 |
| タッチ決済 | Visaのタッチ決済 | Mastercardコンタクトレス |
| コストコ対応 | 使えない | 使える(日本国内唯一) |
| ヨーロッパ | 強い | さらに強い |
| アメリカ | 最も強い | 強い |
世界シェア
数字だけ見るとVisaが約40%で圧倒的ですが、Mastercardも約25%で十分なシェアを持っています。日常的に「Mastercardだから使えなかった」という場面に遭遇することはほとんどありません。
加盟店数
どちらも世界中で使える加盟店は約1億店舗以上です。加盟店数の差はほぼないと考えてOKです。日本国内ではどちらもほぼ同じように使えます。
コストコ(Costco)
ここがよく話題になるポイントです。日本のコストコで使えるクレジットカードはMastercardのみです。Visaは使えません。コストコユーザーにとっては、これだけでMastercardを選ぶ十分な理由になります。

Visaのメリット・デメリット
メリット
- 世界シェアNo.1:海外で「クレジットカード使えますか?」と聞いたら、まずVisaは使えます
- Visaのタッチ決済:日本でもかなり普及しており、コンビニやスーパーでかざすだけで支払い完了です
- 加盟店が最も多い:特にアメリカや東南アジアでの対応力は抜群です
- Apple Pay・Google Pay対応:ほぼすべてのVisaカードがスマホ決済に対応しています
デメリット
- コストコで使えない:日本のコストコはMastercard限定です
- ヨーロッパの一部地域でMastercardが優勢:ドイツやフランスの一部ではMastercardのほうが使いやすい場面があります
Mastercardのメリット・デメリット
メリット
- コストコで使える:日本のコストコで唯一使えるクレジットカードブランドです
- ヨーロッパでの対応力:ヨーロッパではVisaと同等かそれ以上に使いやすいです
- Mastercardコンタクトレス:タッチ決済の普及もVisaに匹敵しています
- 優待特典「Priceless」:Mastercard独自の体験型特典プログラムが用意されています
- 為替レート:海外利用時の為替レートがVisaよりやや有利という声もあります(時期によります)
デメリット
- 世界シェアではVisaに劣る:ただし実用上の差はほぼありません
- Visaのみ対応の加盟店がまれにある:ごく一部のオンラインサービスでVisaのみ対応というケースがあります
実際どっちがいいの?ケース別に判断
海外旅行が多い方 → Visa
世界シェアNo.1のVisaは、海外旅行のお供として最強です。特にアメリカや東南アジアでは、Visaが使えてMastercardが使えない場面がたまにあります。「海外で1枚だけ持つならVisa」というのが定番のアドバイスです。
コストコユーザー → Mastercard一択
コストコに月1回でも行く方は、問答無用でMastercardです。Visaでは現金かプリペイドカードしか使えないため不便です。
ヨーロッパ旅行が多い方 → Mastercard
ヨーロッパ(特にドイツ、ベルギー、オランダなど)ではMastercardの対応力が高いです。Visaでも問題ありませんが、Mastercardのほうが安心感があるという声が多く見られます。
国内利用がメイン → どちらでもOK
日本国内ではVisaとMastercardの差はほぼゼロです。どちらを選んでも不便を感じることはまずありません。好みで選んで問題ありません。
2枚持ちする場合 → 両方持つのがベスト
メインカードがVisaなら、サブカードはMastercardにする(またはその逆)。これで「使えない」場面がほぼ完全になくなります。

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JCBやAMEXとの比較は?
JCB
日本国内では強いですが、海外(特に欧米)では使えない場面が多くあります。JCBは「国内メイン+ディズニー特典」で選ぶブランドです。VisaかMastercardと併用するのがおすすめです。
American Express(AMEX)
ステータス性は高いですが、加盟店数ではVisaやMastercardに劣ります。アメックスを持つなら、VisaかMastercardのサブカードは必須です。
カード会社ごとのブランド選択肢
実はカードによって選べるブランドが異なります。主要カードのブランド選択肢を整理しておきましょう。
| カード | 選べるブランド |
|---|---|
| 三井住友カード | Visa / Mastercard |
| 楽天カード | Visa / Mastercard / JCB / AMEX |
| dカード | Visa / Mastercard |
| JCBカード W | JCBのみ |
| エポスカード | Visaのみ |
| イオンカード | Visa / Mastercard / JCB |
たとえば楽天カードなら4ブランドから選べますが、エポスカードはVisaしか選べません。カード選びの段階でブランドが決まってしまうケースもあるため、注意が必要です。
トレンド:タッチ決済の普及
VisaもMastercardもタッチ決済(NFC)の普及に力を入れています。コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食チェーンなど、タッチ決済対応の店舗はどんどん増えています。
タッチ決済の使い勝手に関しては、VisaもMastercardも差はありません。どちらを選んでもスマートに決済できます。

まとめ
- 初めてのクレジットカード → Visa(世界シェアNo.1で安心)
- コストコに行く → Mastercard(使えるのはMastercardだけ)
- 2枚目のカード → 1枚目と違うブランド(ブランド分散でリスク回避)
- ヨーロッパ旅行が多い → Mastercard(ヨーロッパでの対応力が高い)
- アメリカ旅行が多い → Visa(アメリカでの普及率が最も高い)
日本国内で使う分にはVisaでもMastercardでも大きな差はありません。大事なのは「自分の生活スタイルに合っているかどうか」です。コストコに行くならMastercard、海外旅行メインならVisa、迷ったら両方持つ。この3つのルールを覚えておけば、ブランド選びで失敗することはまずないでしょう。
VisaとMastercardの最新情報はVisa公式サイトやMastercard公式サイトでチェックしてみてください。キャッシュレス決済全般の情報はキャッシュレス推進協議会のサイトも参考になります。
※この記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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